2020年11月の主な会員向け配信記事

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資料=新型コロナウイルスとの共存という新たな環境下における 酪農乳業の方向及び政策のあり方の検討=当サイトが独自入手した、日本乳業協会の内部検討資料。乳業界の深奥で、新型コロナがもたらした生乳需給緩和・乳製品在庫の増加圧力の打開に向けた、検討が21年度の生乳需給設計論議とも絡んで動き出す。(2020年11月06日配信)

 包括的経済連携基本方針の10年間、その「最終章」が閉幕~合意成ったRCEPをどう読むか=国内酪農乳業界に、直撃的な影響をもたらす協定とはならないだろう、との見方の中で、RCEP合意は業界内の大ニュースとはなっていないが、ところがドッコイ、中国からWTO協定上の「途上国への優遇」を引きはがす入口となる新協定の誕生で、これから欧米諸国が対中圧力の強化とともに、東アジアの「経済新秩序」に積極的な関心と行動を寄せる契機になるだろう、という予想および解説記事。(2021年11月20~26日に計4回連載)

 「防府VS中販連」系統外出荷時の乳価差補てん巡る1審判決は中販連に軍配=地元紙ならばともかく、在京の一般ニュースでは報じられることもない裁判だが、改正畜安法施行後の指定生乳生産者団体がどう変わっていくことになるのか…?。生乳業界が注視する訴訟の1審判決が、じつは09月下旬に下されていたという話題。(2020年11月27日配信)