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2021年「辛丑(かのと・うし)」に寄せて= 2021年の干支は「辛丑(かのと・うし)」となる。酪農乳業界にとっては、12年に一度の「丑年」であり、業界発展の1年に期する思いも新たな年始めとはなるが、近代の様々な出来事と干支の関係を少し調べてみると、これがなかなか油断のならぬ出来事の〝当たり年〟ともなってきたようだ、という年初の話題。(2021年01月07日配信)
政府が第2次「緊急事態宣言」を発動、当面02月07日までーCOVID-19情勢= 政府は2021年01月07日、新型コロナウイルス感染症対策本部の第51回会合を開き、菅義偉首相は会合の議論を踏まえ01月08日から02月07日までの1カ月間を期限に、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を対象地域として限定した、改正新型インフルエンザ等対策特措法に基づく「緊急事態宣言」を発動する意向を正式に表明した。
本記事は、その政府の政治判断の概要と、当サイトの〝独自解説〟の計2編で構成している。(2021年01月08日配信)
緩和想定を裏切る家庭用需要〝絶好調〟局面の年末年始に= Jミルクが2021年01月14日公表した「Jミルク需給短信【週報】」によると、20年末から21年始期の家庭用の「牛乳類」の販売個数の動向は、20年12月28日からの週で前年同期比5.8%増、また21年01月04日からの週は同9.2%増と前年同期をいずれも大きく上回る需要の好調ぶりにある。このうち家庭用の「牛乳」の販売個数は28日週で同7.2%増、04日週は10.8%増となり、前年来のCOVID-19情勢の中で、巣籠り需要の増大を背景に極めて好調な推移を見せていた販売動向の経過の中でも、週次でついに2ケタ増という〝大絶好調ぶり〟。またしても〝良い方〟に予想が裏切られた、心理的にも浮き沈みの起伏の激しい1年の始まりと言える。(2021年01月14日配信)
21年度飲用乳価交渉、関東販連が「据え置き」での妥結を了承= 2021年度の乳価交渉で、関東生乳販売農業協同組合連合会は2021年01月27日、理事会(WEB形式)を開き、乳業大手3社との飲用向け、発酵乳等向け、学校給食用牛乳向けの各乳価交渉の結果を報告、同理事会は乳製品向けを除く3用途で「据え置き」との妥結内容を了承し、関東地区における21年度乳価交渉が決着した。(2021年01月27日配信)
年初来の家庭用需要好調に失速感深まりーJミルク需給週報= Jミルクが2021年01月28日に公表した「Jミルク需給短信【週報】」によると、01月18~24日週の牛乳類の販売個数は前年同期比1.4%減となり、20年10月19日週以来の「前年割れ」へと弱含む推移を示した。このうち「牛乳」の販売個数は同0.5%増と辛うじて前年並みをクリアしたが、21年年初第1週に牛乳類で見られた〝9.2%増〟や牛乳の〝7.2%増〟もの瞬間的な需要増の勢いが01月3週目に入って失速感を強める様相を示す。(2021年01月29日配信)
2021年度貿乳製品輸入枠、バター6400t、脱粉750tを設定=農水省は2021年01月29日、2021年度(令和3年度)の乳製品国家貿易の輸入枠をバターで6400t、脱脂粉乳で750tと設定する方針を発表した。(2021年01月30日配信)