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● 〝正念場〟迎える国内COVID-19情勢と、今夏需給への影響=2021年05月16日現在値に基づく、国内COVID-19感染禍の状況に関する、当サイトの独自分析が導く、次なる感染者増の「波」への懸念は、夏の「東京2020五輪」開催で増大することが想定され、季節的な飲用需要最盛となる今夏の生乳需給に大いなる不確実性をもたらす、との予想・分析記事。(2021年05月20日配信)
● 神奈川県酪連、事業規模縮小し存続へ動き= 当サイトが2021年05月21日までに入手した情報によると、神奈川県酪連は21年03月26日に開いた理事会で、県酪独自で実施していた成分検査や牛群検定などの業務を関東生乳販連に移管し、県酪独自で行う事業領域を縮小する方針案を示した。(2021年05月21日配信)
● 国貿乳製品輸入枠で05月検証、当初設定〝変更を要さず〟=農水省は2021年05月28日、21年度の国貿乳製品の輸入枠について、同年01月29日に公表した枠数量に変更を要さないとの判断を示した。21年01月公表の輸入枠はバターで6400t(生乳換算約7万9000t)、脱脂粉乳で750t(同約5000t)、ホエイで4500t(同約3万1000t)、バターオイルで1500t(同約2万3000t)としていた。(2021年05月28日配信)
● 対策効果1万t加味しても脱粉在庫は1割増、万策で苦境耐え忍ぶ1年にーJミルクが21年5月需給見通し公表=Jミルクが2021年05月28日に公表した「2021年度の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しと今後の課題について」によると、2021年度の生乳生産量は前年度比1.2%増となる「752万4000t」を予想。生乳の仕向量では飲用等向けが同0.4%減の406万8000t、加工向けが同3.3%増の341万1000tをそれぞれ予想した。COVID-19感染禍の影響により、極めて極端なまでの振幅に富んだ前年に比べ、季節的な需給の推移は落ち着きを取り戻す予想の一方、前年度のCOVID-19情勢で現れた業務用乳製品需要の低迷は続き、他方で業務用の深刻な需要減をカバーした家庭用商品の好調は、牛乳類を中心に平年以上の堅調な需要動向を期待する中にも、前年を超えるまでの需要増は無いと見て、前年を若干下回る予想を示す。(2021年05月31日配信)