2020年03月の主な会員向け配信記事

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● COVID-19産業対応総合特集=酪農乳業「産業のBCP」を考える(④~⑪回。03日~30日。※本特集は03月にも続く)

 ④学乳休止「想定の枠内」で波乱の序盤情勢=首相による全国的な休校要請で「学校給食用牛乳」に全国的な供給停止が広がり、この新型コロナウイルスによる産業影響の「第1撃」にどう対処するかをめぐり、業界内は騒然としている。しかし一方で、家庭用の牛乳消費が〝引き籠り〟の影響からか、短期的に〝猛烈な増加〟を見せる異変も…。いったいこれから何が起きるのか…。業界内に事態を読み切れぬ困惑が広がる。(2020年03月03日配信)

 ⑤新型コロナ問題「影響序盤」の散漫な雑記=政府の「混乱」その本質は何かに関する考察=「平常」維持への固執は分かるが、現状のどこが「平常」だと言うのか?…。(2020年03月04日配信)

 ⑥(続)新型コロナ問題「影響序盤」の散漫な雑記=「ソフトパワー」での感染抑止は結構だが、「瀬戸際」と言いながら「緊急事態宣言を直ちに発出する状況に無い」との政府認識の迷走。(2020年03月06日配信)

 ⑦首相の「休校要請」から1週間の生乳需給情勢=学乳停止〝第1週〟の余乳量、関東では「想定より少ない」。北海道からの広域生乳輸送が都府県需給に与えた影響について。「中国地域」に見る西日本の需給情勢。北海道内における需給調整の様相。(2020年03月06日配信)

 ⑧「休校要請」2週目の需要には〝一服感〟(2020年03月10日配信)

 ⑨「瀬戸際」の現在と〝その先〟をめぐる追加考察=世界的に混迷を深める「パンデミック」下の現在。好天の1日、近所の公園に溢れる〝異景〟。「致死率」に象徴される「ある種の錯覚」と真の脅威たる「医療崩壊」。首相の言う「緊急事態を宣言する状況」とは何か。「第3フェーズ」には、いかなる事態を思い描くべきか。(2020年03月17日配信)

 

 ⑩2020年03月26日夕、都内板橋区の某食品店にて追伸ー2020年03月26日夕、都内板橋区の某食品店にて追伸2ー2020年03月26日夕、都内板橋区の某食品店にて。(2020年03月26日配信、追伸は同28日)

 ⑪新型コロナウイルス考(2020年03月29日現在)=COVID-19の世界規模での感染拡大について、これから定点的な観測をしていく上で、このウイルスの人類に対する脅威をどこまで考えておくべきか。当サイトの基本認識を整理する。(2020年03月30日配信)

● FHD傘下の「みよし高原牧場」が2020年度共販出荷へ(09日)

● 2020年03月18日付道新記事に、MMJが即日「抗議文」掲載(22日)

● 産業史上の〝皮肉〟を見つめる業界の醒めた眼(24日)

2020年02月の主な会員向け配信記事

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● 2020年度輸入枠、バター2万t、脱粉4,000tと設定(03日)

● 2020年度の「年初需給予想」Jミルクが公表(03日)

● 富士開拓6戸が20年度共販に全量復帰へ(10日)

● 日本酪農政治連盟の大槻和夫委員長が逝去(14日)

● COVID-19産業対応総合特集=「酪農乳業『産業のBCP』を考える(①~③、28~29日。本連載は02月も続く)

 ①酪農乳業「産業のBCP」を考える=世界的に猛スピードで拡散する新型コロナウイルス。この感染禍は広義には「自然災害」の1形態なのだろうと思うが、その対処は従来経験した災害とは抜本的に異なる。過去の非常事態では周囲の「救援」がカギとなったが、今回の感染禍の下では、それが感染拡大の仇になりかねない。今後確実に非常事態への対処を迫られることが必然の産業にとって、産業機能維持の「BCP」の基本は、「人的資源」をいかに維持・保護するかにかかってくる。当サイトは今後の感染禍の拡大を念頭に、状況を幾つかの「フェーズ」に分けて想定してみる。(2020年02月28日配信)

 ②新型コロナ禍、「学乳」から始まった産業への打撃=2019年03月の学校給食用牛乳の供給量は、牛乳乳製品統計によると2万2135kl。03月の学乳供給が仮に全面停止した場合、この需要が丸ごと宙に浮き、需給調整基盤の脆弱な都府県を直撃する。不足基調の続いた近年の生乳需給情勢は一変し、都府県の乳製品工場は「久々にフル稼働状態か…」とされる初期情勢にある。「できることは限られるが、とにかく目先の生乳をこぼさないようにするだけだ」と業界内には悲壮な覚悟が広がる。一方で「国が学校休校を要請したのだから、この産業的混乱の責任に、国は逃げられないよね」との声も…。(2020年02月28日配信)

 ③酪農乳業「産業のBCP」を考える=産業の生産インフラおよびサプライチェーンの「機能維持」に、産業内の〝集団感染〟発生はどうしても避けたい。製造・供給部門の直接従事者を感染リスクにさらさないために、全産業的に「テレワーク」を急ぎ進めた方がよい。(2020年02月29日配信)

2019年12月の主な会員向け配信記事

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※ 本記事は2020年01月11日に公開したつもりでしたが、当サイト運営者による本記事の公開設定ミスにより、掲載が同月23日となりましたことをお詫びします。

  • 発達した低気圧で3,4日発のほくれん丸が欠航(03日)
  • 何故か「ザワつき」が止まらない、2019年12月の需給模様(05日)
  • 福仁畜産が20年度に一部乳量のホクレン出荷を検討(06日)
  • 盛り上がり欠く中、道内酪農関係者にかすかな期待もー2020年度政策論議の最終版情勢(08日)
  • 集送乳調整金5銭/㎏上げ、交付対象数量5万t増で決着(11日)
  • 党決議に都府県生産基盤強化へ増頭支援実施ー2020年度政策価格決着(12日)
  • 集送乳調整金引き上げ「指定団体に非常に大きな望み」-2020年度政策価格、党側に酪農界が謝辞(12日)
  • 北海道幕別町の田口畜産が新会社「十勝ミルクカンパニー」を登記(12日)
  • 和牛・乳用牛「増頭対策」に243億円を措置ー2019年度政府補正予算(12日)
  • 2019年度補正予算「増頭奨励金」をめぐる非公式情報と諸考察ー「54億円」をめぐる怪情報(17日)
  • 増頭奨励金の非公式情報「54億円」は乳肉奨励金財源の全体規模(18日)
  • 産業の持続可能性、その確立へ活動問われる1年にー川村J会長が2020年を展望(18日)
  • 2020年度農林水産予算2兆3109億円、前年度比1億円増(18日)
  • 2020年度飲用乳価交渉、関東販連が「据え置き」要求(26日)
  • 〝関東販連への直接出荷〟を回避、瑞穂農場は20年度も系統出荷継続へ(27日)

2019年11月の主な会員向け配信記事

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  •  中国生乳販売農業協同組合連合会の役員改選問題関係記事(04~30日。計4本)
  •  乳業各社2020年03月期第2四半期決算関係記事(07~08日。計3本)
  •  福岡市の学乳問題、県事業枠内での「市独自展開」を県側が事実上容認へ(15日。ほか関連記事27~28日)
  •  2019年台風19号等による被害関係情報(19~20日。関連記事2本)
  •  ほか、生乳需給関係記事など。

2019年10月の主な会員向け配信記事

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  • 日米交渉〝自動車分野〟の捉え方にある「死角」(02日)
  • 岐阜の東海牛乳が「北海道牛乳」など風味異常で自主回収(03日)
  • 19年台風18号による生乳需給への影響関係(01~03日、計2本)
  • Jミルクが19年10月04日付で需給見通しを更新~行間に浮かぶ「産業の根」の枯朽(07日)
  • 19年台風19号による生乳需給への影響、および被害関係(07日~21日、計13本)
  • 学乳供給「縮小」に動く明治の動向に注がれる関心(07日)
  • 乳酸菌の健康機能観に「画期的な変革」もたらす商品―協同乳業が「LKM512ヨーグルト+」新発売(09日)
  • 短期需給の混乱の中、業界内に広がる〝怨嗟にも似た声〟(15日、他関連記事1本)
  • 「西尾さん、スッゲー」と思わず唸った、第6回畜産部会(18日)
  • 政府が日米TAG協定の〝影響試算〟を公表(21日)
  • ㈱MMJが生乳検査事業を開始(22日)
  • Jミルクが酪農乳業界の統一戦略ビジョンを発表、農相に政策提言(23日、他関連記事2本)
  • 19年台風21号による生乳需給への影響関係(24日~30日、計4本)
  • 「役員推薦委員を選出する会員」を会員内選挙で選出へー中国販連(24日)
  • 19年台風21号で増幅する生乳不足、首都圏乳業者に〝諦念〟も広がり(29日)